小田急線の概要
 小田急線は副都心新宿から城下町である小田原までを結ぶ全長82、5kmの『小田原線』を中心に
相模大野から藤沢を経由し、海の観光地である片瀬江ノ島までを結ぶ『江ノ島線』、川崎市北部の
新百合ヶ丘から多摩ニュータウンを抜け、唐木田までを結ぶ『多摩線』の3路線で構成されています。

小田急線の特徴とし、日本有数の観光地である箱根、江ノ島、鎌倉、丹沢を沿線に持つことで、
本来の通勤・通学輸送以外にも多くの旅客需要が見込める点が挙げられます。

また、小田急の名称=ロマンスカーと思い浮かべる方が多い様に新宿から箱根方面には終日、特急
ロマンスカーが運転されている他、『箱根フリーパス』などの観光エリアで周遊できる切符が充実して
いるのも他線にはない魅力のひとつです。

一方、1日185万人が利用する『小田急線』の中心は本来の通勤輸送であり、1960〜70年代にかけて、
町田、相模原地区に続々と宅地が形成され、増大する需要に応える為に編成の増強、更には世田谷・
狛江地区での複々線化事業が実施され、1997年に喜多見〜和泉多摩川間、2004年に世田谷代田〜
喜多見間の複々線化が完了。現在は代々木上原〜世田谷代田間の複々線化が進行中です。

グループ会社には箱根地区の観光事業に特化した『小田急箱根ホールディングス』
▼1、『神奈川中央交通』、
『江ノ島電鉄』、スーパーOXを展開する『小田急商事』、『小田急バス』、その他、不動産、百貨店などの
生活全般に関わる各種事業を展開しています。

▼1・・・箱根登山鉄道など含む持ち株会社

◆・・2007年9月にデビューした4000形通勤車両は
『故障に強い』車両をコンセプトに製造。
主に東京メトロ千代田線との直通列車に使用
されています。
   ◆・・通勤通学輸送を担う通勤車両。(1000形・5000形)
   現在6形式が在籍。近年では省エネ化やバリアフリー化
   など時代に合わせた改良が進められています。
▼東京メトロ千代田線に乗り入れるロマンスカーMSE(左上)
▼ロマンスカーVSE(右上)
▼新宿の街並みをゆくLSE(左下)
▼世田谷・狛江地区の複々線区間(右下)

◆関連情報
 what! odakyu? (歴史・種別概要)
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